Sony Tablet SSonyのタブレット端末が打倒iPadに燃えていたのでその機能と特徴を調べてみました。


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ソニー
予想実売価格:4万5000円前後
発売日:2011年9月17日



今年4月に発表され、話題を集めたソニーのAndroidタブレット「Sony Tablet」がいよいよ発売になる。9.4型液晶搭載のスレート型「Sシリーズ」と、5.5型液晶を2枚搭載したコンパクトな折り畳み型「Pシリーズ」の2モデルだ。どちらもソニーらしい秀逸なデザイン、快適なレスポンス、独自のネットワークサービス、テレビなど様々なAV機器との連携機能が特徴だ。

■軽くて持ちやすい「偏重心デザイン」

Sシリーズは、内蔵ストレージの容量が16GBの「SGPT111JP/S」、32GBの「SGPT112JP/S」のWi-Fiモデル、3Gモデルの「SGPT113JP/S」(内蔵ストレージは16GB)の3機種をラインアップする。

多くのタブレット端末は、厚みがほぼ一定のフラットな形状のものが多いが持ちやすい

加速度センサーを備え、どの向きでも使える

重心も偏っていて、形状と重量配分のおかげで手に持ったときの安定感が高い

裏側には細かい突起がついていて、滑りにくくなっている

手前側が薄く、液晶上部のカメラ側に向かって厚くなるくさび型。ソニーでは「偏重心デザイン」と呼ぶ。持ちやすく、長時間持っていても疲れにくい

くさび型により、手に持ちやすい形と重量配分になっている。裏側が滑りにくくなっているのもポイントだ

正面から見ると、画面だけが目に入って集中しやすいようにシンプルなデザインになっている。SONYのロゴすらない。同社のディスプレイ付きの商品には、画面の下にSONYのロゴが入るのが通例だ

背面や側面から見ると、雑誌を折り畳んだようなデザインになっている。SONYのロゴは背面にある

■各メーカータブレット端末との比較

左からアップルの「iPad 2」、Sony Tablet S、開いた状態のSony Tablet P。Sony Tablet Sはサイズと重量はiPad 2とほぼ同等だ。液晶の解像度は1280×800ドット(16:10)で、1024×768ドット(4:3)のiPad 2よりやや細長い

■高画質なIPS液晶を搭載

液晶ディスプレイは前述の通り9.4型。解像度は1280×800ドットのIPS液晶だ。明るく、コントラストや発色も良い。IPS液晶なので視野角が広い。机の上にSシリーズを置いて数人で見ても見やすいだろう。タッチパネルの感度も良好に感じた。

明るく視野角の広いIPS液晶を採用。斜めから見ても見やすい

解像度は1280×800ドット。9.4型としては高精細だ

加速度センサーを内蔵していて縦位置でも、横位置でも利用できる

■タブレットとしては高音質なステレオスピーカー

両側面にはスピーカーの開口部があり、ステレオスピーカーを内蔵している。音質はAndroidタブレットとしてはなかなか良好だ。開口部は斜め下を向いているので、固い机の上に置いて机表面に音を反射させて聴くとさらに良い音で楽しめる。AV機器メーカーであるソニーらしいこだわりを感じる。

ステレオスピーカーを内蔵し、両側面にスピーカーの開口部がある。Androidタブレットの中では良好な音質だ

独自に作りこまれた音楽再生アプリ「ミュージック」の設定画面。内蔵スピーカー向けに音質を調整する機能を備えている

■Androidタブレットにリモコンを集約

メーカーや機器の種類を選んで設定する方法と、赤外線センサーに向けてリモコンのボタンを押し、信号を覚えさせる方法がある

テレビとレコーダーなど複数の機器を登録できる

リモコン画面は、ボタンがすべて表示される「フルリモコンモード」(左)とジェスチャーでチャンネルやボリュームを操作する「ジェスチャーモード」(下)がある

■完成度が高い独自開発のソフトウエアキーボード

独自開発のソフトウエアキーボード。予測変換、オートコンプリート、学習辞書などを搭載する。英語キーボードに切り替えられる

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