東京地裁の判決
『(押尾学は)通報によって自らの麻薬使用が発覚することを恐れ、
芸能人としての地位を失いたくないという理由で放置した』

マネ「当時の私の上司の□□（法廷では実名）さんが来ました」

検察官「部屋に来て□□さんはどうしましたか」

マネ「女性が誰かということや、どういった原因でこうなったかを質問しました」

検察官「□□さんは被告に何を言いましたか」

マネ「話が終わったところで、『この状況では救急車を呼ぶしかないんじゃないでしょうか』と言いました」

検察官「救急車を呼ぶことに対し、被告はどうしましたか」

マネ「押尾さんは『それはできない。オレも薬を飲んでいるから』と言いました」

マネ｢2つの提案がありました。仮定の話で、1つは押尾さんが女性と関係をし、
仕事で現場を離れ私が見つけたことにする話。もう1つは女性と私が肉体関係を持つ話でした」

《右端の男性裁判員は身を乗り出すように元マネジャーの証言を聞いている》

マネ「□□さんは、『話に無理があり、むちゃくちゃだ。やめよう』と言っていました。
押尾さんはやはりあきらめられないというか、どうにかしたいという葛藤した状態でした。
先ほど同様、私に『第一発見者として名乗り出てくれないか』と頼みました」

検察官「被告から救急車を呼ぼうという話は出なかったのですね」
マネ「はい」

検察官「その後、どうなりました」
マネ「□□さんは『どうこうしてもしようがない。救急車を呼ぶしかない』と言い、

押尾さんは『それはできない。プランBを考えてくれ』と言いました」

検察官「プランBとはどういう意味ですか」
マネ「救急車を呼ぶよりほかのことを考えることだと思いました」