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世界的大ヒットとなったトイストーリーに知られざる裏話が存在するんです。これを見てから、もう一度トイストーリーを見直してみると、また違った感動があるかも!

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スティーブ・ジョブズはトイ・ストーリーに5,000万ドルも投資した・・・?

ピクサー(Pixar)を設立し、2006年にはディズニー社の役員に就任した経歴を持つスティーブ・ジョブズ。
ジョブズがいなければ今のピクサーは存在していませんでした。

スティーブ・ジョブズがディズニーと関わりを持ち始めたのは、1991年のこと。
まだピクサーがディズニーに買収される前、ピクサーはディズニー社にCGアニメーション映画を売り込みに行きました。
そして、交渉によりCGアニメーション映画制作でディズニーとの契約が決まりました。

これをキッカケに生まれたのがピクサーの大ヒット作「トイ・ストーリー」。
1991年の交渉から実に4年後、トイ・ストーリーは公開されることに。
トイ・ストーリーに並々ならぬ意気込みを抱いていたスティーブ・ジョブズ。
なんと、この4年間でジョブズはトイ・ストーリーにとんでもない額をつぎ込んでいたのです。
一体、スティーブ・ジョブズはいくら投資したのでしょうか。

スティーブ・ジョブズがトイ・ストーリー制作の4年間で費やした投資額は、なんと5,000万ドル。
簡単の為1ドル80円と換算した場合、その額40億円。
数十億もの額を投資していたとは驚愕です。

トイ・ストーリーは200台近いコンピュータを使用し、制作されました。
全編CGの長編アニメーションは、制作の上で難題も多く、一筋縄とはいきませんでした。
あまり前例がないことをやるとコストがかかってくるのはやむを得ないことですが、ジョブズはピクサーの成功を信じ、投資を続けました。


スティーブ・ジョブズ自身も5,000万ドルもかかってしまったことは想定外でしたが、トイ・ストーリーが大ヒットした結果、ジョブズは5,000万ドルを遥かに上回る冨4億ドルを得たのです。
紆余曲折あったものの、トイ・ストーリーが世に公開されたのは、スティーブ・ジョブズあってのこと。
スティーブ・ジョブズはディズニーの歴史にまで名を刻んだ素晴らしい経営者ですね。

当初バズ・ライトイヤーにはぴったりの声優がいたのに変更された・・・?

ピクサーの大ヒットシリーズ、トイ・ストーリー。
1995年に第1作が公開され大ヒットを記録。
1999年、2010年には続編も公開されいずれも大ヒットとなりました。

トイ・ストーリーの中心的キャラクターと言えば、カウボーイ人形のウッディとスペースレンジャー人形のバズ・ライトイヤーですね。
声優は、ウッディ役をトム・ハンクス、バズ・ライトイヤー役をティム・アレンが務めています。
役にぴったりの演技をした二人ですが、実は、バズ・ライトイヤーの声優は当初ティム・アレンではなく、他に大本命がいたのです。
一体、なぜ大本命の人物からティム・アレンに声優が変更されたのでしょうか。

バズ・ライトイヤーの声優大本命だった人物とは、ビル・マーレイ。
アメリカのコメディアン兼俳優で、ゴーストバスターズやチャーリーズ・エンジェルにも出演したベテランです。

当初ピクサーはバズ・ライトイヤーの役をビル・マーレイにぜひやってもらいたいと考えていました。
そして、プロデューサーはビル・マーレイに電話番号を渡し、返事を待ちました。
しかし、なんとビル・マーレイはプロデューサーの電話番号を無くしてしまい、オファーの返事ができなくなってしまったのです。
これにより、最終的にティム・アレンがバズ・ライトイヤーを担当することに決定したのです。

もし電話番号を無くしていなければ、大ヒット作トイ・ストーリーで主役級の役を演じていたにも関わらず、非常に残念なことですね。
ちょっとしたことで大成功することもあれば、大失敗に繋がることもある。
くれぐれも、物は無くさないように注意しないといけませんね。

ピクサーがジュラシック・パークの影響を受けて生み出したキャラクターとは・・・・?

恐竜と聞いて何を連想しますか。
恐らく多くの人がジュラシック・パークを思い浮かべるのではないでしょうか。
ジュラシック・パークは1993年に映画化され世界歴代20位以内に入るほどの大ヒットとなりました。

当時、世界は恐竜ブーム。
そんな恐竜ブームの中、ピクサーもジュラシック・パークの影響を受けていたのです。
一体、ピクサーはジュラシック・パークからどのような影響を受けたのでしょうか。

ちょうどこの頃、ピクサーではトイ・ストーリーの制作中。
恐竜の大迫力に影響を受けたピクサーは、トイ・ストーリーに恐竜のキャラクターを加えることにしたのです。

そのキャラクターこそが、レックス。
高い声、短い腕、おっちょこちょいで気の弱いレックスですが、その発想の元となったのはジュラシック・パークのド迫力な恐竜ティラノサウルス・レックス。
同じ恐竜だけど、正反対。

しかしながら、トイ・ストーリーになくてはならないキャラクター。
ジュラシック・パークの存在がなければ、トイ・ストーリーの物語は微妙に違う展開になっていたかもしれませんね。

ピクサー作品に出てくる暗号文字とは・・・?

リリースする作品が毎回大ヒットのピクサー。
そんなピクサーの作品には、毎回暗号のような文字が登場します。
その暗号のような文字は「A113」。

A113は車のナンバープレートであったり、裁判所の法廷番号であったり、登場するのは作品の中でほんの数秒、気づかないことがほとんどです。
一体この文字は何なのでしょうか。

A113はカリフォルニア芸術大学の教室番号。
ピクサーの多くの作品を監督したジョン・ラセターなど、多くのピクサースタッフがカリフォルニア芸術大学を卒業しています。
一言でいうと、このA113は身内ネタ。A113教室に何か楽しい思い出があったのでしょうね。

A113はディズニーパーク内で言うところの隠れミッキー。

日本での人気がきっかけで大ブレイクしたキャラクターとは・・・?

1995年に公開され、ピクサーの快進撃の始まりともなったトイ・ストーリー。
2010年にはトイ・ストーリー3も公開され、ディズニーを代表する大ヒットシリーズとなりました。

そんなトイ・ストーリーにはウッディやバズライトイヤーをはじめ数多くのキャラクターが登場します。
そんな中、アメリカではそれほど注目されなかったキャラクターが日本で大人気となりました。
そのキャラクターとは一体誰なのでしょうか。

本で大ヒットしたキャラクター、それはトイストーリーのリトルグリーンメン(エイリアン)。
三つ目でのほほんとしたリトルグリーンメンは日本で非常に人気が高く、グッズも多く売れています。

今では大人気のリトルグリーンメンですが、トイ・ストーリー2の制作が決まった当時、再び出演する予定はありませんでした。
しかし、実際は2作目にも3作目にも登場。
特に、3作目では非常に重要な役割も果たすこととなります。
では一体なぜリトルグリーンメンが続編に出演することとなったのでしょうか。

理由は日本での人気の高さ。
日本でリトルグリーンメンが非常に人気という話を聞いたピクサー。

「それなら続編にも出演させよう」

結果、トイ・ストーリー全作に出演することとなったわけです。
日本のファンがピクサーを動かしました。
ピクサーは日本のファンもとても大切にしています。
ピクサー作品を見ていると日本向けの演出も数多く盛り込まれていて、「おっ」と思わされることがよくありますね。

ピクサー作品のちょっぴり嬉しい日本人向け演出とは・・・?

ピクサー作品には実に多くの演出が盛り込まれています。
そんな中で日本人向けのある演出もされています。
下の2つの画像を見比べてみてください。日本人向けの演出が隠されています

正解は、段ボールに書かれた文字。
1つ目の画像には「COLLEGE」。
2つ目の画像には「大学」と書かれています。
これは、映画を日本語吹き替え版で観るか、英語版で観るかによって変わります。

トイストーリー1でバズがおもちゃだと知るCMはトイストーリー2の伏線・・・?

トイストーリー1ではバズライトイヤーは自分が宇宙戦士と思って疑いません。
ウッディーはなんとかバスがおもちゃであることを伝えますが、一向に信じようとしません。
シドの家に行った際、ふとみたTVでバズライトイヤーのCMが流れます。

このCMのスポンサーがトイ・ストーリー2の悪役として出てくる、アルが運営する「アルのトイバーン」です。

トイストーリーに隠れミッキーが・・・?

ディズニーランドでは隠れミッキーの存在が有名ですが、実は映画の中にも隠れているんです。
トイストーリー1の中に隠れミッキーが存在していますよ。
写真は次のページに。

トイストーリーに隠されたディズニー裏話 [NAVER まとめ]