![]() | 最近、なぜか金融業系のマンガをよく見ます。コンビニで廉価版コミックをよく見かけて立ち読みしやすいのもありますが、このご時世いつ自分がお世話になるとも分からないので、結構参考になるんです。というわけで、読んだらタメになりそうな、借金の怖さがよく分かりそうな金融業漫画を集めてみました。 |
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作:真鍋昌平
トゴ(10日で5割)の超高利で金を貸す金貸しと、ヤミ金しか借りられるところのない債務者たちの過酷な現実をリアルに描いた作品。
2010年に、山田孝之が主人公役でドラマ化。
ビッグコミックスピリッツに不定期連載中。
(2012年5月現在)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1002/25/news007.html
ダメな人間の表現の仕方があまりにもリアルで、金が絡んだ人間の嫌らしい部分が生々しく描かれている
かなりブラックな内容なのに、実際に「ありそう」なレベルを保って読ませる良さがある
作:本田優貴
285万の借金を返せなくなった主人公の青年が、回収者にさらわれ、肩代わりに危険な仕事に手を染めていく作品。
ヤングアニマルで連載中。
(2012年5月現在)
http://www.younganimal.com/magazine/list/toukyou/index.html
おそらく日本人の何人かは経験済みのダークな仕事の数々。リアリティがありすぎてフィクションであることを忘れるほどだった
ストーリーは至ってシンプル。スラっと読めて且つ面白い良い漫画
作:天王寺 大
大阪を舞台に、トイチ(10日で1割)の高利で金を貸す「ミナミの鬼」と呼ばれる金貸しが活躍する作品。
週刊漫画ゴラク(日本文芸社刊)に連載中。
(2012年5月現在)
http://www.nihonbungeisha.co.jp/king_of_minami/introduction.html
普通の金貸しより頭がキレ、いつも悪徳の金貸しやを最後にはぎゃふんと言わす展開が凄い
くるくる悪知恵を働かせて、次はどんなことをしてくれるのか毎回楽しみ
作:青木雄二
こちらも大阪が舞台。消費者金融に入りたての真っ直ぐな営業マンと、借金まみれの債務者たちを取り巻く人間模様を描いた作品。
続編の「新ナニワ金融道」が週刊SPA!に連載中。
(2012年5月現在)
http://www.ab-zenkoku.info/page4.html
闇金融の裏側がわかり、なおかつ人情とはなにかを学ばしてくれるある意味教科書のような漫画
「保証人だけは絶対になってはいけない」と小さなころから親から言われてきたが、金の怖さを分かりやすく教えてくれる
作:田島隆
行政書士事務所を舞台に、法律を駆使して社会的弱者を守っていく様子を描いた作品。借金関係の話も多いです。
続編の「特上カバチ!! ―カバチタレ!2」がモーニングで連載中。
http://morningmanga.com/lineup/29
法律に関する様々な知識を解かりやすく具体例で披露して、あらゆる問題提議をしている作品
一般人が法律や社会の裏側のことを知って、生活の知恵とする分には非常に役立つと思う
作:東風孝広
学歴も資格も無い主人公が、法律の裏をかく探偵事務所に入所して活躍する様子を描いた作品。カバチタレ!の登場人物がよく出てきます。
続編の「激昂がんぼ」がイブニングにて連載中。
http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/02134/1000005048
主人公の無能さと因果応報の災い連鎖がとても人ごととは思えず、滅茶苦茶感情移入してしまう
裏の法律の抜け穴を使ってお金を稼ぐダメな人間達の姿がなんともほほえましい
作:細野不二彦
じつは裏社会で大きな権力を持つ平社員の主人公が、オモテでは金融会社に勤めながら、ウラで悪人を懲らしめる活躍を描いた作品。
金融ネタの他、マジックのトリックネタが豊富です。
全24巻。
http://big-3.jp/bigcomic/rensai/doubleface/index.html
基本的には大した話ではないが、そこは細野不二彦。人間の醜い部分を嫌にならない程度に織り交ぜて読んでいて飽きない
わかりやすく表現するなら「特命係長只野仁」+「バットマン」+「まじっく快斗」。「いかに既存の物を上手く組み合わせて新しく見せるか」に成功している。
作:秋月戸市
バーを経営する主人公が、借金が原因でマグロ漁船に乗せられた後、さらに増えていく借金に苦しみながら金融業や風俗を経営していく作品。
全9巻。
続編に「日掛け金融伝 こまねずみ出世道」があります。
http://www.ab-zenkoku.info/page3.html
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