2012年6月13日、久米田康治のマンガ『さよなら絶望先生』が7年の連載を終え、最終回を迎えた。終盤の怒涛の伏線回収と、衝撃のラストに皆が衝撃。皆の考察をまとめた。※ネタバレ注意

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◆最終回までに判明していた事実

風浦可符香は既に死んでいる

風浦可符香(P.N)という表記をされてきた可符香
本当は赤木杏という少女で、高校入学前に他界していた
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元ネタはフランツ・カフカと言われていたが、
最後のP.Nはペンネームのほかに「posthumous Buddhist name 」(戒名)という意味も隠されていた、という考察もある

クラスの女子たちのほとんどが可符香から臓器提供を受けている

絶望少女たちは皆イタコで、成仏できない女の子の霊を降ろし、
代わりに学校生活を送っていた
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臓器提供を受けた生徒たちが交替で可符香を演じていた

可符香の一部を受けた生徒たちは、「共有人格」の可符香としてに度々現れ、
今まで出てきた可符香は生徒たちの誰かが演じていた(そう見えていた)ものだった
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アニメ(OVAシリーズ)OPでも、
クラスの皆が可符香になっていくという意味深なシーンがあった

◆最終回のおおまかなネタバレ

成仏のため、絶望先生に結婚を迫る少女たち

最終的に絶望先生(望)はウェディング姿の可符香にたどり着く

久藤君は輸血を受けていることから「死んだ子」扱いをされていた

輸血が許されないという宗教上の理由から、「死んだ子」扱いをされていた
彼もまた悲しい子供だった
輸血を受けた相手が誰なのかは不明

◆最後の可符香はいったい誰か?

カラーページで描かれた可符香
最後にたどり着いた絶望先生を待つように、
教会でウエディングドレス姿で佇んでいた

可符香本人説

髪から十字架を取っても可符香のままであることから
※今まで、髪止めは服装によって変化していた(別々の子が演じていたためと思われる)

久藤説

胸のロザリオが同じことから
画像
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また、イラストの可符香が持っている紫の薔薇にも暗喩があるとの意見も

絶望少女の誰か説

先回りに成功した少女の誰か、という説
しかし、それではドレスをバラバラにした理由がないので説の中では弱いかもしれない

加賀愛説

他の少女が絶望先生を追いかけてる時にいないため

◆絶望先生は最後どうなったのか?

生存説

可符香を成仏させ、目的を果たして生きているという説

死亡説

出典READ2CH

切り立った崖にある教会だったため、可符香に誘われるまま望も一緒に…という推測から

死亡し、可符香と死後結婚した説

◆最終回こぼれネタ

最終回の掲載日は、太宰治の命日

この日に綿密に合わせられたのでは?という推測もされている

同じマガジン作家の赤松建が苦労をねぎらった

出典Twitter

KenAkamatsu 赤松健

『さよなら絶望先生』が、今日発売のマガジンで最終回。別に久米田のことなんか全然気にしてないし、俺の方が20話も長く続いたから偉いはずなんだけど、まあ一応言っとく。・・・「7年間お疲れ様」。

ロケ地は長崎

出典Twitter

◆衝撃&感動した声

SD_Kyoya 妖々@悠

絶望先生最終回迎えていたのか… 可符香ってそんなに重要キャラだったんだな…

takizawakick あきえ

絶望先生、良い最終回でした。俺の心も救われました。

【ネタバレ】波紋を呼んだ『さよなら絶望先生』最終回への考察 [NAVER まとめ]