![]() | ヤフーがウェブメールサービス「ヤフー!メール」の会員向けに行う新広告が波紋を呼んでいる。 |
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川端達夫総務相は26日の閣議後の記者会見で、ヤフーが8月に導入予定のメール内容に連動した新たな広告手法について、通信の秘密の保護を定めた電気通信事業法などに触れないか調べる方針を明らかにした。
ヤフーメールに新しい広告を搭載予定
ヤフー新広告の概要
1.サービス利用者のメールの文面を機械が自動で解析
出典朝日新聞デジタル
2.その内容にあった広告が一緒に表示される仕組み
出典朝日新聞デジタル
解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組み
解析の開始は2012年8月1日以降を予定
Yahoo!メールでの新広告表示例
問題となっている危険性と総務省の見解
ヤフーメール会員の同意を得るだけでなく、メールを出した相手方の同意を得る必要性もある
<川端総務相>
機械が読むから(問題ない)というのは違うのではないかなど、いろんな論点がある
<川端総務相>
近日中に(ヤフーから)事情を聴きたい
Googleで実施されている同一の広告
Gmailでも同様の広告が展開されている
Gmailでは既に、メール内容にあった広告を表示している
Googleは、プライバシー保護とサービスの透明性は高いと主張している
<プライバシーと透明性について>
Google では、ユーザーの明示的な許可なく、個人を特定できる情報を商業目的で譲渡、販売、公開することはありません。また、メールの内容やその他の個人を特定できる情報を広告主に提供することもありません。広告主に対しては、広告のクリック回数など匿名ベースの集計情報のみを提供します。
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