![]() | ロンドンオリンピックで見事サッカー界初の銀メダルに輝いた「なでしこジャパン」。オリンピックではメダルを取る!ということを有言実行した姿に感動しました。でもその目標を達成するためには色々なプロセスがあり、それが上手くいったからこそ実現したのだと思います。そんななでしこに学べるものを調べてみました。 |
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正確で分かりやすい目標設定
わかりやすい目標が達成へと導く
「必ずメダルを持って帰ろう」選手一人ひとりが同じ思いでないと、実現不可能だったと思われます。誰にでもわかりやすい目標があったからこそ、全員が一丸となって進めたのです。
自分たちの実力(今の立ち位置)を正確に評価する
「オリンピックでも金メダルを取ってこそ、本当のチャンピオンです」W杯の後、選手たちがよく口にしていました。「自分たちがイチバン上手いわけではない」一度受け入れながら、次に向かう姿勢が大切です。
正しい事実を把握して、どう認識するかが重要
「得点力がない」ことは事実として捉えるべきですが、「その事実をどう認識するか」が問題。「得点力がない」から「相手にも得点させない」ことをメインに考えを切り替えが重要だったのです。
組織力のUP
戦略を確実に実行できる組織づくり
試合後のビデオによる振り返りなどを繰り返しながら、「ここでパスを出すはず」という事前察知能力を磨き続けました。
「横からの目線」で相手を思いやる“共感力”
佐々木監督は、選手を「上からの目線」で厳しくするのではなく、「横からの目線」で選手たちを指導しました。フラットな組織の中で円滑なコミュニケーションづくりを心がけたそうです。
先を見据えた人材育成
組織にはベテランのリーダーシップと、若手へのチャンスが必要
どんなにリーダーが戦略を立てても、それを戦術に落とし込む者の存在がなければ、実行には移りません。
「キャプテンシー」を果たす人材が生まれる環境づくり
澤キャプテン(W杯時)をそれまでのほぼ攻め一本の「トップ下」から、ゲームを組み立てながら攻め上がる「ボランチ」に変え、「チームや試合全体をどう組み立てればよいのか?」という意識を持たせました。
メンタル面の強化
絶対に諦めない=自分以外の誰かの為に頑張ること
日本女子サッカーをもっと盛り上げたいと願う選手たち。、「自分の為よりも自分以外の誰かの為」に頑張ろうと思える人の集合体が諦めない組織なのです。
最後には精神論がものを言う
なでしこには、精神力、忍耐力、執念といった心の強さがありました。ビジネスで精神論は通じないといわれていますが、技術や商品力などに差がなければ、最後に必要なのは気力なのかもしれません。
参考サイト