![]() | 大企業の社長ってどんな人材が欲しいんでしょうか?業態も違うため色々な考え方があると思いますが、どの会社からも欲しがられる人材の特徴を社長の声を参考にまとめてみたいと思います。新社会人の方や、これから転職を考えている方など参考になるかもしれません。 |
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日本マクドナルドホールディングス社長 原田泳幸
米国アップルの副社長を経て日本マクドナルドに社長としてヘッドハントされるという経歴の持ち主。
失敗しても次の成功で2回分の成果をあげてやるという気持ち
「失敗をしないということは、何も挑戦していないことへの裏返しです。1度失敗しても、次の成功で2回分の成果を上げるという気概を持つ人が欲しい」と語っています。
「こうすれば業績が向上するから、もっと予算を下さい」という提案をする人
予算をただ単に使いこなすだけの社員はいらないそうです。しっかりとした理由に基づき提案できる人材が求められています。
サイバーエージェント社長 藤田晋
ブログサービス(通称アメブロ)、アメーバピグなどで有名なサイバーエージェントの現社長。
プレゼンテーションの時、視線を全員に配りながら行える
「社長ばかり意識して熱弁をふるう人間は信用できない。社長に認められたい、自分のプライドを守るためプレゼンに勝ちたいといった動機から捻り出されたアイデアに、ロクなものはないからだ」と語っています。
自分が出すアイデアに熱狂できる人
「提案者自身が自らのアイデアに熱狂しているかどうかが重要。反対に、どんなに優れて見えるアイデアでも、提案者がそれに熱狂していないときはNG」だと語っています。
アサヒグループホールディングス社長 泉谷直木
87年に発売した「アサヒスーパードライ」の大ヒットで「奇跡」と呼ばれた大復活を果たした「アサヒビール」の社長。
常に好奇心を持って学ぼうとすることができる
「経験のないことが目の前に迫っても、常に好奇心を持って学ぼうとしてほしい」と語っています。
課題に立ち向かう時に数字で分析できる
数字に置き換えない、きわめて抽象的な議論がある種の閉塞感を生んでしまうので、データを基に分析し、課題に立ち向かうことができる人が求められています。
元日本IBM社長 橋本孝之
2012年5月まで社長に就任。社長をマーティン・イェッターに譲り、現在は会長。
自らが成長することに貪欲に取り組む「スマートワーカー」
進歩がない同じ仕事のやり方をする「ルーチンワーカー」はいらないと語っています。やり方を変えながら自分なりの「効率的な仕事」ができる人が求められています。
新しい情報に常に敏感で取り入れようとしている人
感性や感受性が強く、情報に対して強いセンサーが備わっている人が求められています。
元日本google社長 辻野晃一郎
SONYでの在職中、VAIO、スゴ録などソニーの主力商品を次々と生み出す。2009~2010年まで日本googleの社長に就任。
確信を持って「カジュアル」に働ける
自分より顧客や部下を光らせようと努力する人
「顧客や部下を差し置いて、自分を主張してくるような人材は必要ない」と語っています。