![]() | 年収1200万円以上といわれるテレビ局社員が高給取りになるカラクリをまとめました。 |
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3月決算企業の有価証券報告書によると、日本企業の給料最高額はスクウェア・エニックス・ホールディングスの1709万7000円だった。注目の電力会社は関西電力が805万円、減らしたはずの東京電力も653万円と、依然高額であることがわかった。
テレビ局では、優秀な人材を確保するため、勤務時間が長いためと説明しているが、高収入の裏には、こんなカラクリがありそうだ。
各テレビ局社員の平均年収
フジ・メディア・ホールディングス≫1510万円
出典ザイ・オンライン
日本テレビ≫1425万円
朝日放送≫1397万円
TBSホールディングス≫1377万円
テレビ朝日≫1303万円
年間給与額ベスト20社にランクインしたテレビ局の全てが年収1200万円以上だった
出典ザイ・オンライン
2011年度の年間給与額ベスト20社になんと8社がランクイン。その全てが年収1200万以上だった。
12位は毎日放送の1290万円、14位はテレビ東京ホールディングスの1287万円、19位は九州朝日放送の1244万円。
テレビ局社員が高給取りになるカラクリ
■テレビ放送は、総務省の免許がないと地上放送ビジネスが行えない。
■免許を取ったら、法律で決められた「電波使用料」を総務省に支払う。
ライバルが少ないため、
大手放送局数社だけで多額の広告費を分け合うことができる
テレビ業界にはライバルが少ないため、競争が激しくない。
大手テレビ放送局のたった5社だけで、放送メディア全体の3分の1以上も稼ぎ出していると言われる。
実際の番組を制作する会社には少額しか渡らないようになっている
出典るいネット
例えば、1億円のスポンサー料のうち1500万円が広告代理店の手数料として引かれ、残りの8500万円のうち4800万円が電波料として引かれ、スタジオ経費として3500万円が引かれて、実際の番組を制作する制作会社には860万円しか渡らないようなシステムだという。
テレビ局の収入源の現状
減少傾向のCM収入の代わりに広告外収入を増やそうとしている
広告外収入は、イベント事業、テレビショッピング事業、ビデオ・DVD事業、インターネット関連、出資映画から得る収入のこと。
例えば、2011年はテレビ通販で、日本テレビ108億円、TBS96億円、テレビ朝日85億円、フジテレビ82億円を売り上げている。
CM料金が視聴率の高さによって変わってくるので、視聴率はテレビ局に取って最も大切なものになる。
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