
『進撃の巨人』『デスノート』など、いまやドラマや映画界はコミック原作作品であふれています。ですが、 いざ制作された作品は原作からかけ離れた設定に改変され、原作ファンからは批難されるケースばかり。 その原因は何難でしょうか?
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実写はアニメと違い、「役者ありき」で制作が進む
『進撃の巨人』『デスノート』など、いまやドラマや映画界はコミック原作作品であふれています。ですが、 いざ制作された作品は原作からかけ離れた設定に改変され、原作ファンからは批難されるケースばかり。 でもドラマや映画の制作チームだってプロ。
下手に変更すれば原作ファンが嫌がることはわかるはず。彼らも作品を売るためには観客が喜ぶものを作らなければならないはず。 以前、ネットのニュースで「原作物でないと実写の企画が通りにくい」という業界人の嘆きが記事になっていましたが、ストーリーを変える必要はあるの?
そこで、実際にコミック原作のドラマや映画を手掛けている脚本家のAさんを直撃。 「すべての作品に当てはまるわけではなく、いくつかのケースとして聞いていただきたい」という前提のものと、改変に至る過程や脚本家としての本音をお話していただきました。
◆実写はアニメと違い、「役者ありき」で制作が進む ――
原作コミックを実写の脚本に落とし込む際に改変するのはなぜなのでしょうか? 「そもそも、原作を忠実に実写化するのはどんなジャンルであっても不可能に近いんです。そのひとつが、キャスティングの問題です。 アニメと実写では制作の流れが異なり、原作ありきのアニメと違い、実写の場合はまず役者のキャスティングありきなんですね。 まずは、一年ぐらい前から人気のある方や売り出したい役者さんのスケジュールだけとりあえず押えておきます。
なので依頼のされ方も、一部の例外を除いては『このマンガを実写にしたい』ではなくて、『●●さんで実写を作りたいから、それにあう原作を探してほしい』というものから始まることが多いんです。 たまにある『なぜいまこのマンガをドラマ化?』というような作品は、そういった経緯であることが推測されますね。
実際に某ロボットが主役のドラマは、主役にキャスティングされていた方の演技力が低すぎるため、 演技をしなくてもいいロボットもので……という前提で原作を探したという噂です。 そういったところを役者に合わせていく結果です」 ――なるほど。
では、原作にないオリジナルキャラクターが登場するのもキャスティングの関係なのでしょうか? 「それに関しては、尺の問題でしょう。原作の長いストーリーを映画の場合は120分、ドラマは全10話に収めるというのはとても難しい。 とくにストーリーの起承転結を重点的に描いていくと、登場人物の関係性や心情などを丁寧に描いていく時間が足りなくなります。
そこで、狂言回しの役割としてオリジナルキャラクターを登場させ、展開を早くしていきます。 特に難しいのはドラマですね。映画なら120分で起承転結をつけるので起や承でゆっくり描いても観客は観てくれるのですが、ドラマは起承転結の“起”のなかで、さらに起承転結をつけなくてはいけないんです。 視聴者に飽きられてチャンネルを変えられないようオリジナルキャラクターを出したり、改変したりするんです」
◆原作への愛は「ぶっちゃけ、ない」 ――
改変に至る過程はわかりました。それでも、原作ファンを怒らせない程度の改変にとどめることはできるのでは? 「うーん。原作を忠実にやる意味ってあまりないと思うんですよね。そのままやっても満足するのは原作ファンだけで、それ以上の層は広がらないんです。 成功するなら、原作ファン以外のところを取り込まないといけないでしょう。
ネタバレな〜確かに配慮必要かなとは思うけど原作読めばおんなじだしなあとも…まあ注意書きしてればとりあえず大丈夫かなあと…相手が日本語通じる方であれば
私も一回だけのつもりが大阪全公演行きたくなってます…でもこのK欲に忠実に生きて損はしないと思います…🙏
明石さん全通の予感…!アローザルオブキングがやってるのは今だけですからね…!行くべきだと思います…
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