
市場に衝撃が走っている。 世界同時株安 安倍バブル終焉
「もうダメです。株価チャートが完全に崩れた」(証券アナリスト)
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世界同時株安 安倍バブル終焉 概要
今週19日、日経平均は8月13日に付けた直近安値(2万306円)を下回る2 万222円で引けた。ここから反発すればチャートの大崩れは回避できたが、20日 も節目だった7月28日安値の2万71円をアッサリと割り込んだ(終値は2万33 円)。2日連続の壁突破に兜町は震えあがり、世界同時株安となった21日は取引開 始直後に2万円の大台を割り込み、597円69銭安の1万9435円83で引け た。
21日の下げ幅は今年2番目の大きさだった。 「株価の変調は明確です。安倍政権がスタートした2012年暮れからの安倍バブル 相場は終わったとみるべきでしょう。次の節目は1万8500円前後。当面は、ここ を目標に日経平均は下落していく可能性が高い」(株式アナリストの黒岩泰氏) ギリシャ危機や中国株の暴落、米利上げといった悪材料が噴出しても、日経平均は 2万円を死守してきた。
その原動力は日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立行政 法人)の株価買い支えだ。19、20日とも日銀はETF(上場投資信託)をそれぞ れ337億円購入し、株価反発を狙ったが、日経平均はまるで盛り返さなかった。
「日銀は午前中に株価が下がると、午後にETFを購入します。だから投資家は安心 して午後に株を買う。ところが、20日は真逆の動きを見せた。日銀の出動が分かっ ていながら、日経平均は下げ続けたのです。投資家が日銀に追随しなかったため、後 場だけで200円以上も下落した」(市場関係者)
■首相の健康不安説で相場ムード一変
東証1部の売買代金は1日に2兆円程度ある。冷静に考えれば、日銀が300億円 ほど買ってもインパクトは薄い。これまで市場は「公的マネーが投入される安心感」 にすがっていただけだ。 「市場の熱狂は終わったのです。15年4~6月期のGDPはマイナス成長だったし、 中国の景気失速も鮮明になった。
原油安の底は見えず、産油国の財政悪化や、米シェー ルガス関連の経営破綻が台頭してきた。そして何より、バブル相場をつくった安倍首 相の健康不安説が相場ムードを一変させた。市場は政権ブン投げの再来を予感してい ます」(前出の証券アナリスト) 上昇相場を生み出した公的マネーは、もはや株価下支えにならない。安倍バブルは ジ・エンドだ。
アベノミクスにて株価上昇トレンドだったのもつかの間、
中国経済の打撃にて世界に悪影響が出始めている。
これだと、年内の株式市場は期待感がぐっと下がるかも。

日本株暴落のテコ入れを期待したい。
「中国発の世界同時株安だ」 甘利再生相が株安でコメント 麻生財務相も中国を指摘 sankei.com/economy/news/1…
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